同門の先生方におかれましては大変お世話になっております。医師7年目、入局5年目で現在大学病院の上肢班で勤務しております見上豪と申します。
この度2024年1月に行われた第36回整形外科専門医試験に合格しましたことをご報告させていただきます。
専門医試験はずっと先のことだと研修開始時に思っていましたが月日が経つのは早く、気が付いたら受験学年になっていました。受験申請期限の1か月前になるまでまともに症例登録しておらず、自身のずぼらな性格と計画性のなさを痛感しました。試験勉強を開始すべきといわれている11月は結局、症例登録にほとんど時間を費やすことになってしまいスタートダッシュを失敗した形になりました。新専門医制度で2022年度からWeb上で症例登録や自己評価などを行うようになりましたが、症例登録を済ませていざ受験申請だと申請ボタンを押すと「条件を満たしていません」の赤文字が表示され心が折れそうになりました。結局、受験申請期限当日の朝に滑り込みで申請することができて安堵したのを今でも鮮明に覚えています。
12月になって本格的に試験勉強を開始しました。当時は多摩病院勤務でしたが大沼先生、小泉先生、浅野先生には試験勉強の進捗状況を気にかけて下さったり勉強時間の配慮をしていただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。年末からは同期の竹本先生と励ましあいながら医局で共に机に向かっていました。試験当日は医師国家試験を思い出すような緊張感がありましたが無事に時間内で解き終え合格することができました。
専門医になることはできましたが、まだまだ未熟な点も多いですが引き続き邁進していく所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。