私ごとで大変恐縮ではございますが、 この度2023年1月に行われた日本整形外科専門医試験に合格しましたことご報告させて頂きます。現在本院の足班に所属させていただいております、市川翔太と申します。
私の学年は新専門医制度始まりの年でした。受験に必要な全ての症例や手術件数などの登録は全て日整会ホームページのマイページで管理されるようになったため、先輩方に聞いていた書類集め、サイン集め等の雑務はなく受験に至れるようになり便利になった点など新専門医制度に感謝しているところであります。
しかし新専門医制度では医師6年目で試験を受けるようになったため、専門医試験の受験タイミングが先輩方より一年早くなりました。その影響で同年の大学院への入学は学位審査が専門医試験とかぶる日程になりました。例年入局と同時に大学院に進学する先輩が多かったので仁木教授、鳥居先生の御助言を顧みずに入局同年に大学院に入学しました。
やはり先生方の助言通り専門医試験を受けるタイミングと学位審査が綺麗に被っており、学生時代より連日睡眠時間を削り続け最後の詰め込みでなんとか合格を勝ち取ってきた勉強スタイルだったこともあり、学位を取得することはなんとかできましたが、その代償に2022年度の専門医試験は見事に落ちてしまいました。その時はまさか自分がとは思いましたが5回見ても名前はなかったので素直に勉強不足であったことを反省いたしました。
本院に戻ると毎日毎日皆様にいじって頂きまして、うっかり美味しい気持ちにもなりましたが、おかげさまで2年間しっかりと勉強させて頂き今年は無事合格させて頂きました。今回の受験にあたり医局の先生方に日々叱咤激励をいただき、たくさんのお守りをいただご配慮いただいたことこの場を借りて深く感謝御礼申し上げます。
今後は専門医として整形外科診療に責任を持って携わっていく所存です。まだまだ未熟者ではございますが今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。