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聖マリアンナ医科大学整形外科講座

整形外科学講座

専門医試験合格体験記 軽辺 朋子

平成30年1月に行われました第30回整形外科専門医試験に合格いたしましたのでご報告させていただきます。整形外科専門医試験は、日本整形外科学会に入会して6年間研修をした後に受験することができます。私は1年間産休の期間がありましたので、本来の卒業後年数より1年遅れての受験となりました。

前年の4月に学会に申請をし、症例レポート、これまで経験した症例、過去の研修病院の先生や病院長のサイン等の申請書類を準備します。申請に必要な書類は1年目から準備していたので、直前にそれほど焦ることはありませんでした。ただ、一部の書類は、形式が変わっており、せっかく準備していたのに提出できないものもありました。先輩方に書き方やまとめ方のこつを教えていただき、書類を提出したときは、半分終わったような感覚になりました。

7月になって、まずは過去問集を手に入れて一旦満足。7月の終わりになってノートや蛍光ペンを買いに行って再度一旦満足。その後に過去問集を解き始めたことでまたまた一旦満足。試験まではまだまだあるし…と思ってしまったことや、最初の方は基礎の問題で難しく全く進みませんでした。臨床問題からやってみてはどうかと先輩方からはアドバイスをいただきましたが、昔から問題集などは最初から順番に進めないとどうも落ち着かない性格のため、問題を解いては教科書を読み、自分のノートにまとめるという作業を続けました。
10月から大学の救命センターの担当になったため、緊急症例がないときは基本的に医局にこもって勉強するようになりました。しかし、悲しいかな、予想以上に緊急症例が多く、学会準備等も重なり、10月はほとんど勉強が進みませんでした。子どもが2人おりますので、早く帰らなくてはなりませんし、帰ってからは寝るまで教科書を開くことすらできません。次男はまだ1歳で、添い寝をしていてもこちらが寝ないようにしているのを察するのか寝てくれず。結局9時には私の方が先に寝てしまっていました。なので、勉強時間はおのずと早朝になりました。
12月初旬に過去問が1周終わりましたが、今思うとここまでが本当に辛かったです。2周目は1周目の時にまとめていたノートに書き足しながら1カ月ほどで終了し、3周目を解きながら5年分の過去問を解きました。これまで過去問集を2周解いているので、ある程度解けるかと思いきや、年々傾向が変わっているのが問題を解いていても実感でき、6割ほどしか解けない年もありました。後に、試験から帰ってきた時、長男に、「ママって本番に強いんだね」と言われたときは何のことかわかりませんでしたが、この時の6割の答案が机の上にあったのを見たようで、「ママは絶対に落ちると思っていた」と言われました。

焦りは当然ありましたが、やれることをやるしかないと腹をくくってからは起床時間もどんどん早くなりました。試験の前日からお休みをいただけたので、早めに神戸に到着して、ホテルの部屋で最終確認。同期と夕飯を食べながら絶対出るであろうロコモティブシンドロームを確認しました。二人の同期は愉快で、当日の朝食もいつも通りの二人の掛け合いを見られてあまり緊張もしませんでした。
試験はこれまでの過去問ともまた違っていましたが、今の私たちには欠かせない知識ばかりが問われているなという印象でした。難しかったけれど、実力は出し切れたかなと思い、夜は神戸牛をおいしくいただきました。翌日の口頭試験もほとんど緊張せず望むことができました。問題もこれまで経験した症例であり、指導してくださった先生方の顔が浮かびました。

今後受験される先生方へのアドバイスとしては、申請書類は少しずつでもよいので、下の学年の時から準備をした方がよいと思います。試験勉強は予定通りには進まないので、当然こつこつやった方が焦らなくて良いと思います。年々マニアックな問題は少なくなっていると思いますので、王道の疾患をしっかり勉強すれば大丈夫だと思います。子育て中の特に女医さんも大変ですが、知識の整理になりますし、できるだけ正規の学年で受験されるのが良いと思います。

専門医試験の合格はあくまで通過点です。これからは別の資格を勉強したり、日々の業務にも責任をもって、患者さんにとって最良の医療を提示・施行できるように邁進したいと思います。ご指導してくださった全ての先生方に感謝いたします。ありがとうございました。

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