この度、第42回日本骨・関節感染症学会にて優秀ポスター賞をいただきました。タイトルは「関節鏡視下デブリドマンが有用であった化膿性足関節・距骨下関節炎1例」です。
初めてのポスター作成でしたので、まず諸先輩方のポスターを収集しお手本にしながら、医局で作成された日整会ポスター発表用のひながたを土台に作り始めました。最初は文字の配列や画像の調整など、「ちょっと楽しいかも」などと思いながら作成しておりました。しかし次第に、写真1枚、そして一文字でも増減があると全てのレイアウトに影響し、全体の調整を余儀なくされること、また微々たるズレも巨大なポスターになると目立ってしまう、ということに気づき悪戦苦戦しながらの調整でした。
仁木教授より当初、「これじゃ誰もポスターの前で足を止めようとも思わないよ」というご指摘を受けましたが、“距骨下関節鏡“をアピールすべく、沢山のアドバイスをいただきました。「何をこの発表で一番伝えたいのか、伝えるべきなのか」をはっきりさせることが大事で、その上でいかに見やすく、その部分を目立たせるのか、「文字は最小限、写真・図は大きく!」ということなのだと学びました。最終的にはオリジナルなポスターが出来上がり、とても嬉しかったです。
発表自体も聴衆が近くて緊張しました。緊張すると、声が低くなり抑揚が無くなることは自覚していたので気を付けたつもりでしたが、やはり抑揚や表情については色々とご指摘を受けましたので、もっと生き生きと発表できるようにまだまだ努力したいと思います。
これまで表彰とは全く無縁の人生を送ってきたので、このような賞がいただけて本当に嬉しく思います。ご指導、ご協力いただきました先生方に深く感謝いたします。この経験を励みに、今後も精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。