平成30年4月に入局した遠田七彩と申します。初期研修は茅ヶ崎市立病院で修了し、私が当医局を選んだ理由は、緊急もばりばりこなす女医さんがいたり、育児・子育て中の女医さんがいたり、仁木教授を始め多くの先輩先生方が女性医師の働き方に関してとても理解してくださっているからです。
今は下積み期間なので、自分が執刀する手術は毎回緊張しますし、怒られることもありますし、毎日もっと勉強しなくてはと思っていますが、それでも一つずつできることが増えていき整形外科を選んで良かったと思っています。
私が整形外科を選んだ理由は、怪我で手術をした患者さんが、術後のリハビリテーションを頑張ってどんどん動けるようになり元気に退院していく姿をみて、こんなに患者さんを元気にしてあげられる治療ができるなんて素晴らしいなと思ったからです。もちろん整形外科に来る患者さんは怪我だけはありませんが、先輩方が患者さんの感じている痛みや困っていることに傾聴し、何かできないかと熱心に診察しており、そんな姿に憧れて私自身も日々勉強しております。
もし整形外科に興味があって、自分が女性だから大丈夫かなとか、男性医師についていけるかなとか、少しでも不安があればぜひ一度医局に見学に来ていただきたいです。先輩方は診療に悩んだ時にはアドバイスしてくださいますし、どの診療科であっても患者さんの診察や手術をしている時は男女関係ありません。また女性医師を希望してこられる患者さんも多くいます。
私自身、初期研修は他の病院だったので入局するまで顔を知っている先生はいませんでしたし、整形外科としてやっていく!と決めてからも、本当に私にできるのかと何回も不安になりました。
しかし新しい道を進むと決めたときは男であっても女であっても、みんな不安でいっぱいなことは変わらないと思います。
これからも患者さんの気持ちに寄り添い、診察時には不安を和らげ話しやすい雰囲気を作り、日々努力してまいりたいと思っています。