専門:膝関節外科、整形外科一般、スポーツ整形外科、血友病性関節症
主な資格等:整形外科専門医、日整会認定リウマチ医、日整会認定運動器リハ医、日体協スポーツドクター、難病指定医、小児慢性特定疾病指定医、身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)、日整会研修指導医、臨床研修指導医、日整会小児運動器疾患指導管理医師、関東学生アメリカンフットボールメディカル委員、関東高等学校アメリカンフットボール連盟 安全対策委員、一橋大学アメリカンフットボール部チームドクター
膝関節外科を専門にしております、植原健二と申します。
現在私たちは膝の靭帯損傷や半月板損傷などのスポーツ外傷や、加齢に伴って発生する変形性膝関節症などを中心に治療しています。
スポーツ外傷は主として10~20代、変形性膝関節症は50~70代がそのピークに当たりますが、その間、30~40代の方々の膝には何も起きていないわけはなく、じつは若いころからの蓄積や、加齢の始まりの変化が症状としてはでなくともいつのまにか始まっています。また、それは膝関節だけで起きているわけではなく、体力、体重、内臓の状態、仕事の環境、もしかしたら心の状態までかかわっているなんてこともあるのかもしれません。
人間の一生として考えたときに生まれてから死ぬまでお付き合いしていく自分の体に継ぎ目も切れ目もないはずです。それをすべて把握して治療することは不可能かもしれませんが、私を含めた当講座のメンバー、そして聖マリアンナ医科大学全体で、一つのチームとして治療に携わりたいと考えています。