当講座は、1968年に大学の開学とともに初代三好邦達教授により開講されました。今年で開講53年となり、同門の医師は全国各地で活躍しています。
三好教授は足の外科領域の診療・研究に力を注ぎ、「日本足の外科研究会」を発足しました。そして1976年に第1回の会長を務め、その後名称が「日本足の外科学会・学術集会」に変更されました。1997年に青木治人第2代主任教授が第22回を、2012年には前主任教授の仁木久照第4代主任教授が第37回を開催しております。「足の外科研究会」の創設から50年にわたり、日本足の外科学を牽引してきた歴史と実績のある講座です。
2025年に原口直樹が第5代主任教授に就任致しました。「日本足の外科学会・学術集会」の第50回記念大会を、学会長として開催致します。
当講座はその開設当初から医師の育成に対し熱心に取り組んでおり、足の外科、脊椎、股関節、膝関節、上肢、外傷の各分野の診療班を設置し、専門医取得前の医師が専門知識を広く取得できるように、さらに専門医資格を取得後も専門性の高い医療を身につけられる環境づくりに力を入れています。
聖マリアンナ医大の卒業生に限らず、多くの他大学卒業の医師も当講座で活躍してきました。
これまでの教室員の主な出身大学 :
聖マリアンナ医大、慈恵医大、山形大、千葉大、愛知医大、杏林大、埼玉医大、岐阜大、川崎医大、日本医大、岩手医大、福島医大、東邦大、金沢大、金沢医大、など
当講座を巣立った医師たちは、当講座で研鑽を積んで得た技術・知識を活かし、他大学の教育職や市中病院の部長、クリニック院長などとして各方面で活躍しております。