肩疾患は若年者から高齢者まで多種多様で, 正確な診断がされないことも多い疾患です。まずは適切な診断をおこない, 痛みを取り除いて必要な動作を獲得できるよう保存治療を第一に、近隣の整形外科医、リハビリテーションスタッフと連携しながら治療を行っております。保存療法で改善が得られない患者様の中で、手術により改善が見込めると判断した患者様に対しては手術をお勧めします。重度の腱板損傷や変形性肩関節症、粉砕の強い骨折などに対しては、従来の人工肩関節置換術だけでなく、新しい人工関節であるリバース型人工肩関節全置換術を中心に積極的に行っております。一人でも多くの肩関節痛で苦しむ患者様に満足していただけるような医療を提供していきたいと考えておりますので, 肩関節痛でお困りの患者さんがいらしたら是非一度肩関節外来へお越しいただければ幸いです。